Accessのバージョンについてお探しですね。

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Accessのバージョン確認方法とサポート期限を分かりやすく解説【2010~2024】

Microsoft Accessは、顧客管理や在庫管理、帳票作成などで長く使われているデータベースソフトです。

ただ、Access 2010、2013、2016、2019、2021、2024と複数のバージョンがあって、さらに32ビット版と64ビット版の違いもあるので、「自分が使っているのはどれ?」「いつまで使えるの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Accessのバージョン確認方法と、各バージョンのサポート終了期限を2010年版から2024年版まで整理してご紹介します。

サポートが切れた製品を使い続けるリスクや、新しいバージョンへ移行するときの注意点も分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1. Accessのバージョン確認方法とビット数の見方

Accessのバージョンを確認する目的は、単に「何年版を使っているか」を知るためだけではありません。

トラブル対応やVBAの修正、Access Runtimeの導入、Office製品の入れ替え、サポート期限の確認など、実務では正確な製品情報が必要になる場面がたくさんあります。

特に会社で長年使っているAccessファイルは、作った当時の環境に依存していることがあるので、バージョンとビット数を確認しておくことが安定して使い続けるための第一歩です。

Access 2016以降やMicrosoft 365版のAccessでは、基本的にAccessを起動して「ファイル」タブを開き、「アカウント」を選択します。

画面右側にある「Accessのバージョン情報」や「Accessについて」といった項目をクリックすると、製品名、バージョン番号、ビルド番号、32ビット版か64ビット版かが表示されます。

たとえば「Microsoft Access for Microsoft 365 MSO(バージョン xxxx)64ビット」のような形で表示され、この最後の「32ビット」「64ビット」が重要な確認ポイントです。

Access 2010など古いバージョンでは、同じ「ファイル」タブから「ヘルプ」を開くと、バージョン情報が表示される場合があります。

もし「アカウント」が見当たらない場合は、「ヘルプ」「オプション」「Accessのバージョン情報」などの名称を探してみてください。

サポート業者や社内のシステム担当者に問い合わせるときは、製品名だけでなく、バージョン番号、ビルド番号、32ビット/64ビットの区分まで伝えると、原因の切り分けがスムーズになります。

ビット数についても必ず確認しておきたいポイントです。

32ビット版Accessは古いVBAコードやActiveXコントロール、外部連携部品との相性が良い一方、扱えるメモリ量に制限があります。

64ビット版Accessは大きなデータや重い処理に向いていますが、32ビット前提で作られた古いVBAや外部ライブラリがそのまま動かないことがあります。

そのため、Windowsが64ビットだからといって、必ずAccessも64ビットにすべきとは限りません。

2. Access 2010~2024のサポート終了期限まとめ

Accessのサポート期限は、基本的に同じ世代のMicrosoft Office製品のライフサイクルに沿って決まります。

サポートには、機能改善や仕様変更を含む「メインストリームサポート」と、主にセキュリティ更新を中心とした「延長サポート」があります。

ただし、Office 2021以降の永続版では従来のような長い延長サポートが用意されない製品もあり、以前よりサポート期間が短くなっている点に注意が必要です。

主なAccessのサポート終了期限を整理すると、以下のようになります。

Microsoft 365版のAccessは買い切り版とは違って、契約が有効でサポート対象のWindows環境で使っている限り、継続的に更新される仕組みです。

| Accessのバージョン | 主な提供形態 | サポート終了日 | 現在の状況 |
|—|—|—:|—|
| Access 2010 | Office 2010など | 2020年10月13日 | サポート終了済み |
| Access 2013 | Office 2013など | 2023年4月11日 | サポート終了済み |
| Access 2016 | Office 2016など | 2025年10月14日 | サポート終了済み |
| Access 2019 | Office 2019など | 2025年10月14日 | サポート終了済み |
| Access 2021 | Office 2021/LTSC 2021など | 2026年10月13日 | 終了予定に注意 |
| Access 2024 | Office 2024/LTSC 2024など | 2029年10月9日 | 現行の永続版として利用可能 |
| Access for Microsoft 365 | サブスクリプション | 契約・提供条件に依存 | 継続更新型 |

Access 2016とAccess 2019は、Office 2016/2019と同じく2025年10月14日にサポートが終了しています。

この日以降もアプリケーション自体がすぐに起動しなくなるわけではありませんが、セキュリティ更新プログラムや不具合修正、Microsoftによる正式なサポートは受けられなくなります。

Access 2010や2013についてはすでにサポート終了から時間が経っているため、インターネット接続環境や社外データを扱う用途では、早めの移行が必要です。

Access 2021は2026年10月13日、Access 2024は2029年10月9日がサポート終了の目安です。

永続ライセンス版は一度購入すれば継続利用できますが、サポート期限が来れば更新や修正の対象外になります。

一方、Microsoft 365版のAccessはサブスクリプション型で、常に比較的新しい機能とセキュリティ更新を受けやすいのが特徴です。

ただし、Microsoft 365 Appsの対応OSや更新チャネルの条件も関係するため、古いWindows環境で使い続ける場合は別途確認が必要です。

3. サポート終了後のAccessを使い続けるリスク

サポートが終了したAccessでも、既存のデータベースファイルを開いたり、フォームやレポートを使ったりできる場合があります。

しかし、「動くから問題ない」と判断するのは危険です。

サポート終了後は、新たに見つかった脆弱性に対するセキュリティ更新が提供されなくなるため、悪意あるファイルやマクロ、外部データ連携などをきっかけに被害が広がる可能性があります。

業務データや個人情報を扱うAccessでは、単なる古いソフトの問題ではなく、情報管理上のリスクとして考える必要があります。

もう一つ大きな問題は、互換性の低下です。

Windows 11や今後のWindows更新、Microsoft 365、最新のExcel、SQL Server、ODBCドライバーなどと組み合わせたとき、古いAccessでは動作保証が得られない場面が増えていきます。

たとえば、以前は動いていたリンクテーブルが接続できない、Excel出力が失敗する、VBAの参照設定が外れる、帳票印刷のレイアウトが崩れるといったトラブルが起こることがあります。

こうした不具合は、サポート期限内の製品であれば更新や問い合わせで解決しやすいですが、サポート終了後は自己責任での対応になりがちです。

企業利用では、コンプライアンス面の問題も無視できません。

サポート切れのソフトウェアを業務で使い続けた結果、情報漏えいやマルウェア感染が発生した場合、取引先や顧客に対して十分な管理をしていたと説明しにくくなります。

特に顧客情報、売上情報、社員情報、医療・教育・公共系のデータなどをAccessで扱っている場合は、サポート期限の管理をIT資産管理の一部として扱うべきです。

サポート終了後に起こりやすいリスクは、主に次の4つです。

– **セキュリティ更新が提供されず、脆弱性への対応が難しくなる**
– **最新のWindowsやOffice、外部データベースとの互換性が不安定になる**
– **Microsoftの正式なサポートや修正対応を受けにくくなる**
– **企業や団体では、情報管理・監査・取引先対応上のリスクが高まる**

このように、Accessのサポート期限は単なる日付の確認ではなく、業務継続性やデータ保護に直結します。

特にAccess 2010、2013、2016、2019を使っている場合は、すでにサポートが終了しているため、できるだけ早く現行環境への移行計画を立てることが重要です。

すぐに完全移行できない場合でも、インターネット接続の制限、バックアップの強化、ファイル共有方法の見直し、VBAや外部参照の棚卸しなど、段階的な対策を進める価値があります。

4. Access移行時の注意点とおすすめの確認手順

Accessを新しいバージョンへ移行する際は、単純に最新版をインストールすれば終わりではありません。

Accessファイルには、テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロ、VBA、外部リンクテーブル、参照ライブラリなど、複数の要素が含まれています。

そのため、現在の環境を確認せずにAccess 2024やMicrosoft 365版へ切り替えると、古いVBAコードや32ビット専用の部品が原因でエラーになることがあります。

特に長年改修を重ねてきた業務システムでは、事前調査とテストが欠かせません。

移行前には、まず現在のAccessのバージョン、ビット数、ファイル形式、利用者数、保存場所、連携している外部システムを確認します。

Access 2007以降で一般的に使われるファイル形式は「.accdb」ですが、古い環境では「.mdb」が残っていることもあります。

また、SQL ServerやExcel、CSV、共有フォルダー上の別Accessファイルとリンクしている場合は、移行後も同じ接続が維持できるかを確認する必要があります。

ファイルを開くだけでなく、検索、登録、更新、削除、印刷、エクスポート、定期処理まで一通りテストすることが大切です。

移行先としては、永続ライセンスを重視するならAccess 2024、常に更新されたOffice環境を使いたいならMicrosoft 365版のAccessが候補になります。

ただし、Office 2024の家庭向けエディションにはAccessが含まれない場合があるため、購入前にAccessが利用できるプランかどうかを必ず確認してください。

法人利用では、Microsoft 365 Apps for enterpriseやAccessを含む適切なプラン、またはAccess Runtimeの利用も選択肢になります。

Access Runtimeは、Access本体を持っていない端末でも作成済みAccessアプリを実行できる無料ランタイムですが、設計変更や開発作業はできません。

移行時の基本的な確認手順は、次の流れで進めると安全です。

– **現在のAccessのバージョン、ビット数、サポート期限を確認する**
– **使用中のAccessファイル、VBA、外部接続、参照ライブラリを棚卸しする**
– **新しいAccess環境をテスト用PCに用意し、業務手順どおりに動作確認する**
– **問題がなければバックアップを取得したうえで本番環境へ展開する**

Accessは小規模な業務改善から本格的な社内システムまで幅広く使える便利なツールですが、古い環境を放置するとセキュリティや互換性の問題が大きくなります。

まずはこの記事の手順で自分のAccessのバージョンとビット数を確認し、2010~2024のサポート終了期限と照らし合わせてみてください。

もしサポート終了済みのAccessを使っている場合は、すぐに廃止できなくても、バックアップ、動作検証、移行計画の作成から始めることが現実的です。

正確な環境把握をしておけば、トラブル対応も移行判断もスムーズになり、Accessをより安全に使い続けられます。

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